ウッドデッキのメンテナンスは、日々の生活にすごく関係していますよね。なので素材を選ぶときに、耐用年数とメンテナンスは気になるところだと思います。わがやは、天然木なので数年に1回程度の塗装が必要です。まだ3年目のデッキビギナーですが、もしも塗装する素材を選んだ場合のメンテ、そのほか人工木、ハードウッドなどの場合も簡単にご紹介します。
デッキの日常お手入れは?
ウッドデッキがさらされる環境
ウッドデッキは垂直に立ち上がる板塀などとはちがい、水平に広がるもの。なので遮るものがなければ雨も日光もしっかり降り注ぎます。毎日日光に照らされ、雨や、時には雪にもさらされますが、細かいことを気にしなければそれほどお手入れが必要ってこともないんです。
普段は掃き掃除、ときどき水洗い
よく風が通る環境なら、ほこりなどもそんなに気になりませんし普段はホウキでささっと掃く程度で十分だと思います。わたしも普段はほったらかしです。泥汚れがついたり、食べ物・飲み物などをこぼしてしまったときには水を流してブラシでこすったり、バーベキューをする前に水ぶきをすることもあります。
年単位で行うメンテナンスは?
人工木デッキは塗装メンテなし
管理の手間を防ぎたい方には、人工木デッキがおすすめです。天然の木よりも太陽や水への耐性が強く、塗装メンテナンスの必要がありません。でもやはり屋外にあるもの。場合によってキズや色あせが目立ったり、空中に舞っているカビが付着して黒っぽい斑点がでることもあるようです。そんなときは少し特別な手入れ(ヤスリがけや、漂白剤の利用)をご案内しています。
ひとことメモ
人工木とは木の粉と樹脂を混ぜ合わせ、見た目は木の質感に近づけた人工的な建材です。
天然木は、年に1回程度の塗装
天然木のデッキでも新しいうちはさほど傷みは気にならないもの。でも、まだきれいな時から塗装をしておくと長持ちします。太陽の光によるダメージが強いのと、作業時の気候を考えると、真夏になる前のメンテナンスがいいかなと思います。前年の塗装に上塗りするだけなら、わがやのデッキ(2.6m×2.6m)で1時間もあれば作業できます。ただし、ここは性格が出るところ・・・。周辺の養生や丁寧さを追求するともう少し時間がかかるかもしれません。
ハードウッドなら塗装なしで自然木を楽しめる
本物の木材がいいけどやっぱり塗装の手間がめんどうだなと思うなら、選択はハードウッド。ウリン(ビリアン)などの耐久性の高い木材なら塗装は不要です。
ひとことメモ
ウリン材とは東南アジア原産の木材で、別名アイアンウッド(鉄木)と呼ばれるほど耐久性が高く、長期にわたりの腐食の心配がありません。
ご家族のスタイルに合わせたデッキ材選び
ウッドデッキの素材選びは見た目や質感の好みだけでなく、メンテナンスに対するご家族の考え方も大切です。手軽に木調の味わいを取り入れられる人工木デッキやハードウッド、日々変化していく木の表情を楽しみながらお手入れも取り組めそうであれば天然木もいいですね。